試験は4科目、それぞれ3時間で1日2科目。Open BookとClosed Bookがあって、Open Book
Examではテキスト、ノートなど何でも持ち込み可能、Closed
BookではA4シート 1枚以外は持ち込み一切不可。
このA4シートというのがCheat
Sheet(いわゆるカンペ)と呼ばれる物で、さまざまな種類が出回る。 私の試験はAccountingとMicroeconomicsがClosed
Book。 Accountingは覚えなければいけない項目がたくさんあるので、Cheat
Sheetに盛り込まれる内容も盛りだくさん。A4シート両面にぎっしりとフォント
4で作成された物を使う予定だけれど、フォント 4だと読むのさえ大変。どこに何が書いてあるのかわからず、試験中Cheat
Sheetの読みこなしに時間を取られる、という本末転倒な結果になりかねない。。。
下記はAccountingのCheat
Sheetの中のほんの一部(フォント 4はこれより小さい)。このように隙間なく埋められた紙が試験中の唯一の頼みの綱。
How Profitable is the
Company Dupont Analysis 1. ROE
= PMR * TAT * Leverage 2. ROA = PMR * TAT Profit
Margin Ratio (PMR) = (NI + IE) / Rev • Measure the
firm ability to control expenses level relative to sales •
Expresses expenses as % of sales • Indicates the firm’s
effectiveness to control level of cost/expenses relative to
sales • High indicates a lower cost for given sales
level Total Assets Turnover (TAT) = Rev / TA
(average) • Measures firm’s ability to generate
sales from particular level of investment in assets •
Breaks down into A/R, Inventory & Plant Asset
Turnovers • To improve it, increase sales without investing
in assets • Any other assets? • High indicates that
company requires less total assets per sales
dollar Leverage = TA (average) / CSE
(average) • Increases ROE when ROA > after-tax
cost of debt Return on Assets (ROA) = PMR *
TAT • Firm profitability in using assets to
generate earnings (regardless how they finance the
assets) • Measure production and marketing success •
Measure of performance in using assets to generate earnings
independent of the financing of those assets • Particular
relevance to lenders/creditors (Return on asset should >
cost of asset) • Higher - more efficient
posted at 12:37 PM
|
信じられないことに明日でP1の授業が終わる。 INSEAD生活の1/5、Academicな側面から見れば1/3〜1/4がもう終わってしまうことになる。来週月〜水曜はテストだけど、あまりに内容が多く濃密なので消化しきれていないばかりかテストが終われば学んだことが全て頭の中から消えてしまうんじゃないか、という恐怖さえ感じる。
今日はLeading
People & GroupsとPrice &
Marketsの授業の最終日だった。最後に授業の内容、教授、課題などについて生徒が評価を行うシートが配られ書き込んで提出(無記名)。評価の内容は大きく個人差があるが、みんな大金を払って来ているのでかなり率直かつ辛辣(もちろんいい授業・教授に対しては惜しみない評価をおくる)。こうやって教授も淘汰されていくんだろう。
posted at 2:54 PM
|
ここでは朝・晩は家で食べ、昼は学食、パーティーやディナーは誰かの家(もしくは城)にお呼ばれするのでたまにParisに出かける時以外はほとんど外食しない。なのでスーパーマーケットは重要。フランスで目につく(人々の利用頻度も高い)のは4つ。かなり特徴が異なるので住み分けがされている。
|
Carrefour |
幕張に華々しく日本1号店を出店して日本進出を果たしたものの今いち振るわないらしいCarrefour。売上高 世界第2位の小売業でフランスではHypermarchéと呼ばれる超大型小売業。郊外(だいたい高速沿い)の広大な敷地の巨大店舗に食料品から家具、衣料品、電化製品までとにかく何でも売っているOne-stop
shoppingの形を取る。品質・価格ともに普通(フランスの基準での普通で日本に比べると落ちる)だが、「Carrefourに行けば何でも揃う」便利さから、週末は家族連れで大賑わい。
私はフランスに来たばかりの物が要りようだった時は重宝したけど、遠い(最寄のCarrefourが20km先)なこともあって最近はごぶさた。
|
Champion |
食料品、日用品・雑貨を扱ういわゆるスーパーChampion。どこにでもあり、学校の近く(Fontainebleauの隣町Avon)にあるので買い物の90%はここで済ませている。ただのスーパーなのに、チーズとハムなどの肉加工品、ワインの充実度が素晴らしいのはさすがフランス。
平日は夜9時まで、日曜も午前中営業しているというフランスでは特筆すべき長い営業時間!(基本的に日曜はほとんどの店は閉まる)
|
Picard |
日本にはこの手の業態はないですねー、冷凍食品以外の物は一切売っていない、という専門店Picard。はやっているようでこれもどこでも見かける。
私は冷凍食品がきらいなので1回も行ったことがないけれど、HousemateのCristinaはPicardの大の愛用者。我が家の冷凍庫(冷蔵庫と別に冷凍庫がある)はCristinaの冷凍食品で常に満杯。トマトの肉詰め、きのこのスープ、コリアンダーの葉、などバラエティ豊か。 味の方は?というと1回食べさせてもらったけど、私の口には合いませんでした。。。
Championと同じく普通のスーパーだけど街中にあるのが特徴のMonoprix。Parisでもたくさん見かける。 Fontainebleauの街の中心にあるけど、私は毎日学校と家の往復しかしていない(=車でしか行動しない)ので1回も行ったことがない。化粧品やちょっとした衣料品なんかも売っているらしく街中に住む人にとってはとても貴重な存在。
フランスの物価はユーロ高なこともあって(ワイン、チーズなどを除けば)けっこう高い印象。日本のように「いい物が安い」ということはあまりない。でもお金を使わなくても楽しいsocial
lifeが送れるのが田舎のいいところ。
posted at 5:59 PM
|
大の大人が数百人も揃いも揃って土曜も日曜も朝から晩まで一箇所で一心不乱に勉強している姿ははっきり言って異常。でもそれが今のINSEAD。 1月生の試験が明日、9月生の試験が来週月曜に迫っているので、程度の差こそあれみんながテンパっている。私なんぞMaurizioに"You
don't smile as much as you used
to."(最近前ほど笑わないね)と言われてしまった。。。 「大学入試の時もこんなに勉強したっけ?」というくらい勉強しているので、そう言われても仕方ないか。。。
テストができなくったってどうってことない。成績は標準偏差で表されるので必ず誰かが落第点を取るのは確かだけど5つのCore
Course合計で落第点を取るのはけっこう難しい芸当だし、就職で成績が問われるのは一部戦略コンサルティングファームだけ。それでも皆が皆これだけ勉強するのは自腹で大金(今年のtuitionは43,000ユーロ!)を払って(多くの人は借金をして)来ている、ということと、今までの人生で「平均よりできない自分」に出会ったことがないのでそんな自分が許せないからじゃないかなー、と思う。
少し楽しい話を。 長ーい名前を呼びやすいように短くするのは万国共通。フランス人男性によくある長い名前(Jean-Christophe、Jean-Fredericなど)は誰も一発で覚えやしないので、彼らも自己紹介で工夫している(例:Jean-Christophe→JC)。 なので私は短くて覚えやすく発音もしやすい自分の名前が好きなんだけど、短すぎると今度は長くされる。
よく言われるのが"ヨキーニョ"。イタリア語で-ino、ポルトガル語で-inhoなどを名前の後ろにつけて「小さいかわいい〜ちゃん」というような意味にする愛称(ブラジルのチームには「ロナウド」と「ロナウジーニョ」がいたけれど、「ロナウジーニョ」も本名は「ロナウド」です)。本当は-inoは男の子で女の子は-inaなんだけど、私の場合名前がoで終わるので仕方ない。"ヨキーニョ"は発音はちっともかわいくないが、意味がかわいいのでまあよしとしよう。
そして最近Zennonがよく使うのが"ヨークスター"。これの由来はよくわからないけどRicky→Ricksterなどという使われ方をする。こっちはほとんど犬みたい(ヨークシャー)なのでやめてくれ、と言ったら「Western
cultureなんだから慣れろ」と言われた。
posted at 12:06 PM
|