冬ももう終わりかなーと思うほどの暖かさ。
試験を1週間後に控えて、図書館は週末だというのに相変わらずの混雑ぶりだけれど、今日は学校のすぐ裏にあるフォンテーヌブローの森
"la forêt de
fontainebleau"でジョギングをすることにした。
近所に住んでいて同じラグビーチームのJoと学校のジムのロッカールームで着替えて出発。 こんなにすぐ近くだというのに森の中に入るのはたったの3回目だけど、散歩をする人、マウンテンバイクをする人とたまにすれ違う。私はジムのマシーンで黙々とエクササイズに励むのがどうしても性に合わないので、新鮮な空気を吸いながら走るのは気持ちいい。
Joと走ること40分、広大な森の中で帰り道がわからなくなってしまった。地図もコンパスもなく、標識もない森の中ではいったん方向感覚を失うともうお手上げ。おまけに学校のジムが閉まってしまう・・・ 散歩をしていた夫婦に道を尋ねると、「INSEADは遠いから車で乗せていってあげる」ということで、親切にも汗まみれの私たち2人を学校まで送ってくれた。
Fontainebleauの森は有名で、本格的なロッククライミングができるところとしても知られている。 →Association des Amis de la Forêt
de Fontainebleau 森の中に入る時は地図とコンパスを持って行きましょう。
posted at 6:22 PM
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今週はProjectの締め切りが重なって一昨日は10時、昨日は12時まで学校でGroup
Discussion。文字通り目が回りそうです。
今日はBooz
Allen Hamiltonが"How to crack a
case"と題して戦略コンサルティングファームの面接で行われるケースインタビューの取り組み方についてプレゼンをし、続いて小人数でBoozのコンサルタントと模擬面接をした。 残念ながら私は模擬面接は見てるだけだったけど、本番では就職面接というプレッシャーの中で脳みそが溶けそうなくらいフル回転させなければいけないという点を除くと、ケースインタビュー自体はintellectual
exerciseみたいで楽しそう。
→ケースインタビューについてのMcKinseyのサイト
posted at 9:38 PM
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2月3日の日記にも書いたように、Internet & its
Prospectsのクラスはちょっとオタクっぽくて興味のない人には全く興味のない、興味のある人には息抜きになるクラス。 今日はMicrosoft
EuropeのCEOがゲストとして来て今後のInternetの展望について語った。
どこのビジネススクールでもそうだと思うけれど、INSEADでもOn
Campus Recruitingといって企業がcampusにrecruiting(presentation,
interview,
etc.)に来る。私たちの卒業は7月なのでもうrecrutingシーズンは始まっていて、今日はGodman
Sachsのinterviewがあるらしくスーツ姿の人をちらほら見かけた。 ただこれは投資銀行、コンサルティングなどMBAを毎年定期採用する企業に限った話。 その他多数の会社は『MBA採用』という枠ではなく中途採用と同じ扱いで採用するために、多大なコストと時間がかかるOn
Campus
Recruitingは行わないところがほとんどで、こちらからアプローチが必要。 それでもMBAに興味のある企業は数多く、例えOn
Campus Recruitingを行わなくても今日みたいに企業からguest
speakerが来て、INSEADの学生とコンタクトを持とうとすることも多い。
ついこの前Programが始まったばかりなのにもう半分が過ぎ、こうやって皆が就職活動に動き出していくのを見ていると、焦り半分寂しさ半分。
posted at 6:09 PM
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昨日はHousemateのJean-Christophe主催で我が家でFrench Film
Night。
適当に人を呼んでフランス映画のDVDをみんなで見るだけなんだけど、Dinnerのように人数分の3
course mealを料理しなくていいので呼ぶ方も呼ばれる方も気が楽。
昨日観た映画は"Le Goût
des
Autres"。日本では『ムッシュ・カステラの恋』と邦訳されて公開されたらしい。一見何の関わりもないような登場人物の複数のストーリーが展開されて最後にすべての絡まった糸が解きほぐされる、ほんわりするようなほろ苦いような後味が残る典型的なフランス映画。
昨日は2回目のFilm
Nightで1回目に観たのが"L'auberge
Espagnol"。フランス人の男子学生がバルセロナで多国籍な学生と部屋をシェアする物語で思わず吹き出すようなstereotypeがたくさん、INSEADの環境で観るには最高の映画だった。
フランス人にはちっとも見えないJean-Christopheはなぜかフランス映画の良さを伝えることに燃えていて、今後regularなイベントにしようと計画している。
posted at 2:38 PM
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今日はInernet & its
ProspectsのProjectのためにヨーロッパと日本の携帯インターネット市場のリサーチに5時間以上も費やしてしまった。
ここフランスにいて日本の何が恋しいか考えると、 1.家族・友達(当然!) 2.日本食(1位と僅差か?) の次に続くのが、i-modeなど携帯文化が代表する日本の便利さ。
金曜の夜街で飲んでても携帯ひとつで終電がチェックできてしまうあの手軽さ、波乗りに行く朝車の中で波サイズチェックできてしまうあの便利さ・・・ 何をするにしても日本の10倍くらい時間がかかる(特に銀行がひどい)こことは雲泥の差。
日本の消費者の新しい物への適応力(そしてもちろん移り気の速さも)は素晴らしく、スーパーのレジで小切手をかばんから取り出しおもむろに書き出すおばさんを見ながら「きっとこの国は10年たっても変わらないんだろうなあ・・・」と思ってしまう。
それにしても、大量の買い物をレジ打ちの終わった後あたふたと袋に入れるお客を助けもせずにじーーーっと何分でも見ているChampionのレジ係は何とかならんもんだろうか?(レジ係の仕事はあくまで「レジを打ちお金を受け取ること」、袋に物を入れるのは客の仕事なのです)
posted at 6:32 PM
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